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【妊婦看護師あるある】妊娠中しんどかったことランキング10!

妊婦看護師あるある

『看護師ってしんどい職業だけど妊娠は更にキツい!産休まで仕事を続けるなんて地獄だよ〜』

今回の記事は妊婦ナースさんがかならず共感できる妊婦看護師あるあるのご紹介をいたします。

こんにちは!看護師歴10年目・2児の母のたま子(@kangoshi_tamako)です!

看護師の妊娠中は本当にしんどいですよね。

大きいお腹を抱えながら走り回る毎日、

夜勤中なんて仮眠なし立ちっぱなしでも誰も気遣ってくれない…

私も2人子供がいて、どちらも産休ギリギリまでフルタイムで働いたので

妊婦看護師さんの気持ちはよくわかります!

でももしかして…

真面目なあなたは無理をしすぎてはいませんか?

実は

無理をしながら働くのは危険です!

妊娠中のトラブルが起こったり

最悪の場合流産をしてしまう危険性だってあります。

もし赤ちゃんに万一の事があって、この先一生後悔するなんて真っ平御免ですよね。

そこで今回は妊娠中のあなたのために

自分自身の経験談から《妊婦看護師あるあるや妊娠中の看護師の注意点》をご紹介します。

今回の記事を見て頂ければ…

きっと元気な赤ちゃんに出会えるはずです!

たま子

妊娠中の看護師さんは是非今回の記事を読んでみてくださいね!

 

【妊婦看護師】フルタイム夜勤ありはめちゃくちゃしんどかった!

妊婦看護師あるあるの前にちょっと自己紹介…

私は現在現在4歳との長男と1歳の長女がいます。

どちらの子供の時も妊娠中はフルタイム・夜勤ありで産休に入る直前まで働きました。

私の妊娠中の勤務形態

  • 大学病院勤務
  • 夜勤は2交代で月に3回程度(通常5回ですが少し減らしてもらいました)
  • 外科病棟・残業あり

「夜勤はなしにしてほしい…」

「担当患者を軽くしてほしい…」

心の中ではたくさん思いましたがとても言い出せる雰囲気ではありません。

妊娠中の看護師はとっても大変でした!

たま子

で、結局そんな看護師の現状に耐えきれず、2人目の産休を期に職場を退職したんですけどね…。

まずはそんな《妊娠中の一看護師の心の中の叫び》をあるあるにまとめてみました!

【看護師あるある】妊娠編

看護師は妊娠しにくい!妊活がもっと広まればいいのにと思う

妊活

あなたは看護師として仕事をしながらスムーズに妊娠しましたか?

私の周りでは不妊治療をしている看護師さんがとっても多いです。

看護師は仕事内容自体がハードな上に夜勤もあります。

生活が不規則になり、ホルモンバランスが乱れがちです。

そのため妊娠を望んでいても、なかなか赤ちゃんができない看護師が多です。

最近巷では妊活がブームですよね。

妊娠しにくい看護師こそ、妊活が推奨されるべきだと思うのですが…

人手不足かつ女性の多い看護師は例え妊婦であれども貴重な働き手。

妊活をしたくてもできない(許されない)のが現状です。

たま子

妊娠しにくい看護師さんは楽な科や楽な働き方へのシフトチェンジを考えてみてもいいかも。

看護師は悪阻ぐらいじゃ休めない!無理して仕事をしがち

悪阻

あなたの病院は悪阻で休んでいる看護師さんはいますか?

私の病院では…

悪阻くらいじゃ休ませてもらえませんでした!

他の病院・病棟の看護師に聞いてもどこもそうみたいですね…。

特に妊娠をした事がない看護師は妊婦看護師に対する風当たりが厳しいです。

「妊娠は病気じゃないんだから悪阻くらいで休むなんて迷惑…」なんて思うスタッフがいるのも事実です。


大学病院で働いていた私は妊娠を経験していない若い看護師が多かったので特にきつかったです。

もし周囲の理解があったとしてもなかなか休めない!

人員不足の看護師はその日のスタッフが1人減るだけもてんてこまいです。

自分が休めがどれだけしんどいかがわかっているので一度も休む事なく産休を迎えました。

自分以外にもたくさん妊婦看護師さんは見てきましたが…

今までに妊娠中のトラブルで仕事を休んだ看護師を見た事がありません。

たま子

しんどくても休めない看護師社会はおかしい!

妊娠での足の浮腫+仕事での足の浮腫=浮腫++

浮腫

看護師は激務で立ち仕事が多いので日頃から足がむくみやすいですが…

妊娠中は更にむくみやすくなるので足がパンパンです!

私の場合、仕事終わりには象の足のように太く変貌したので自分でもびっくりするほどでした…。

たま子

むくんだ足を旦那さんにマッサージしてもらいながら乗り切ってください!

眠気が半端なくて申し送りや記録の最中に思わず居眠り

看護師,眠い

妊娠中はとにかく眠いですよね。

動いている時は大丈夫ですが、ちょっと座るとすぐに眠気が襲ってきます。

申し送りや記録の最中に「こっくりこっくり」居眠りをする事が多々…。

たま子

『やる気がないわけではないんです!妊娠の影響です!』って、聞かれてないのに言い訳したくなります。

女性看護師よりも男性看護師が妊婦に優しい

看護師,男性

みなさんの働いている病院も男性看護師さんは妊娠中に優しくしてくれますか?

私は妊娠中、男性看護師にかなり助けられました!

重たい物を持ってくれたり、被曝しそうな事を変わってくれたり…

私の周りの男性看護師はみんな優しくいい人ばかりで日々本当に感謝です。

たま子

もっと男性看護師が増えてくれないな〜。

妊婦は動かないからとリーダーを任せられがちだが精神的負担は大きい

リーダーはナースステーションにいる事が多いので妊婦はリーダーを任される事が多いです。

でもリーダーはリーダーで残業もあるし、責任も重いので精神的にしんどいですよね…。

たま子

結局メンバーでもリーダーでもどっちもどっちです

妊娠後期には申し訳ないけどナースコール取るのが億劫になる

ナースコール

妊娠中の大きなお腹だと素早く動く事ができませんよね〜!

特にセンサーマット系のナースコールは瞬発力がいるので、ナースコールをとるのを躊躇しします。

他のスタッフには申し訳ないけど…

妊娠中(特に妊娠後期)はナースコールを取るのが億劫になってしまいます。

たま子

のろのろ病室に行ってる間に転けちゃうから誰か他の人ナースコールとって〜(心の声)

妊娠前より更に感染症対策に敏感になる

細菌

病院には様々な感染症に罹患した患者さんがいますよね。

妊娠中は特に感染症が心配!

妊娠中は免疫力が低下してるので感染症にかかりやすいですから…

自分だけではなく、赤ちゃんにも影響が及びます。

患者さんのカルテをチェックして事前にしっかり情報収集!

マスク・手袋を着用してしっかりと感染予防!

たま子

変な感染症にかかる事なく無事に出産を迎えたいですね。

妊娠中の夜勤がとにかくきつい!

夜

私の妊娠中しんどかった事ナンバー1は間違いなく《夜勤》です!

私の場合は2交替勤務だったので17時間以上の長時間勤務。

  • 忙しい日は17時間のうち1時間も休憩に入れない事も
  • センサーマットが反応したら重たいお腹を必死に抱えながらダッシュ
  • 手伝ってくれる人がいないので重たい患者さんを一人でトイレ介助
  • お腹がカチカチになっても誰も助けてくれる人もいない

夜勤は白目向いて気絶するほどしんどかったです…。

たま子

何事もなく2人の子供を出産できましたが今思うと奇跡でした。

妊娠時に夜勤免除を申し出るが周りから白い目で見られる

白い目

みなさんの病院では妊娠したら夜勤免除されますか?

私の病棟では夜勤免除を申し出た妊婦看護師もいましたが…

病棟のスタッフから白い目で見られていました。

看護師は常に人手が足りていないので遠慮して夜勤免除を申し出る事ができないし、

勇気を出して免除を申し出たとしても受け入れてもらいにくいんですよね…。

事実、約5割の妊婦看護師が夜勤を免除されていないというデータが出ています。

それなのに看護師の流産率は他の職種と比べてもかなり高く、10人に1人が流産をしているって…

医療職なのに人の命なめてんのか!?

って思いますよね!

たま子

看護師がもっと妊婦看護師に優しい職場になればいいのにな…。

毎日無理をしつつも赤ちゃんの事がすごく心配

妊娠中看護師は日々無理をしながら働いていますが…

やっぱり赤ちゃんの事はすごく心配です!

私も毎回検診に行くまでは『こんなに無理してるけど赤ちゃん大丈夫かな?』とドキドキでした。

無理をしてはいけないと頭では理解していても…人手が足りず無理をしながら仕事を続けてしまうんですよね。

私は妊娠中「こんなに無理をしてダメな母親だ」と自分を責めながら働いて体も心も本当に辛かったです。

あなたも無理をしている自分を責めてはいませんか?

たま子

だとしたら、頑張っている自分を認めてあげてくださいね。

【看護師あるある】妊娠編:まとめ

【看護師あるある】妊娠編
  1. 看護師は妊娠しにくい!妊活がもっと広まればいいのにと思う。
  2. 悪阻ぐらいじゃ休めない!無理して仕事をしがち
  3. 妊娠での足の浮腫+仕事での足の浮腫=浮腫++
  4. 眠気が半端なくて申し送りや記録の最中に思わず居眠り
  5. 女性看護師よりも男性看護師が妊婦に優しい
  6. 妊婦は動かないからとリーダーを任せられがちだが精神的負担は大きい
  7. 妊娠後期には申し訳ないけどナースコール取るのが億劫になる
  8. 妊娠前より更に感染症対策に敏感になる
  9. 妊娠中の夜勤がとにかくきつい!
  10. 妊娠時に夜勤免除を申し出るが周りから白い目で見られる
  11. 毎日無理をしつつも赤ちゃんの事がすごく心配

まとめると…

妊娠中の看護師はとにかくしんどかった!

長女の妊娠の時は長男の世話をしながら看護師もフルタイムで頑張っていましたが…

今思い返してみると妊娠中の事をあまり覚えていません(汗)

つまり、記憶がなくなるほどしんどかったです!

それでも、無理をしながら働いていたんですよね…。

みなさんはいかがでしょうか?

今回の記事を見て「あるある」と思った方は無理をしてはいませんか?

看護師はもっと体を大切にしましょう!

はじめにも書きましたが、私は「こんな病院ではもう働けない!」と思ったので産休のタイミングで辞めました。

あなたも「もう無理!」って思うほどしんどかったら私の様に辞めてもいいと思いますよ。

決して無理はしないようにしてくださいね。

たま子

妊娠や子育てに適した病院はきっと今よりもたくさんあります!↓

妊婦看護師のしんどかった事ランキング10!

 

お次は自分が体験談から《看護師の妊娠中しんどかった事ランキングトップ10》をまとめてみました!

たま子

『わかるわかる〜!』『自分だけじゃないんだ!』って気持ちを楽にしてくださいね。

10位:採血・ルート確保

妊娠中、採血やルート確保は意外としんどいです!

妊娠中に採血がしんどい理由
  • 前屈姿勢の保持が必要
  • 集中力がいるから

採血は前かがみの姿勢で集中しないといけないので、大きなお腹に地味に負担がかかります。

私はこれを回避するため、普通に前に体を倒すのではなく若干体を横に傾けてから倒していました…。

たま子

周りから見ると、変な看護師ですね(笑)

9位:カンファレンス

カンファレンスも妊娠中しんどいです!

なぜかって…それは…

眠くなるから!(笑)

妊娠中カンファレンスがしんどい理由
  • 眠くなる

妊婦は通常の何倍も眠気が増します!

普段なら寝ないような時でもちょっと気が緩むと寝てしまうんです…。

なので、患者さんの退院調整やインシデントの報告…大事なカンファレンスの時でもちょっと気を抜くと妊婦は寝てしまいます(涙)

きっと周囲にはやる気がないと思われているはず…でもしょうがないんです…自分の意思には反して猛烈に眠気が襲ってきます。

たま子

居眠りしても悟られないようにスキルを身につけてください!(←どうやって?)

8位:新人指導

妊娠中、時には新人看護師の指導をする事もあるかと思いますが…その時はちょっと注意です!

新人指導が妊娠中しんどい理由
  • 新人看護師の行動が予想できない

新人看護師は焦ってテンパってこちらの予期せぬ行動を取る時があります。

私の場合は新人看護師さんがお腹にぶつかってきた時が何度もありました…(涙)妊娠の経験はもちろんないし自分の事でいっぱいいっぱいで周囲に配慮する余裕がないんですよね。

それはわかるのですが…結構危険です!

たま子

妊娠中の自分の身を守るために新人指導時はしっかりお腹をガードが鉄則です!

7位:清潔ケア

通常時も体力を使う清潔ケアは妊娠中しんどいのは当然ですよね。

妊娠中清潔ケアがしんどい理由
  • 体力勝負
  • 屈伸動作が多い

ADLが低い患者さんの清拭やシャワー浴は本当に体力がいります。

衣類の着脱・浴室への移動の介助・転倒しないように配慮…大きなお腹でそれをするのは本当に大変!

あと妊娠中はお腹が重たいので屈伸動作が本当にしんどい!

衣類の着脱は屈伸動作が多くなるので妊娠中は辛いんです…。清潔ケアが全て終了した時にはもう目が回るほどくたくたです。

ただ、清潔ケアは日勤中に行われる事が多いので、しんどい場合は他のスタッフに依頼する事も可能です。

他の看護師には嫌がられるかもしれませんが…

たま子

お腹の赤ちゃんのためしんどいと思う事は強い意志を持って依頼しましょう!

6位:オムツ交換

清潔ケアもしんどいですが、オムツ交換もしんどいですよ~!

清潔ケアは通常日勤で行う事が多いですが、オムツ交換は頻度が多いし夜勤でもするので清潔ケアよりも順位を高くしました。

妊娠中にオムツ交換がしんどい理由
  • 前屈姿勢の保持が必要
  • 重たいものを持ち上げないといけない

オムツ交換は排泄物を綺麗に処理するために集中して前屈姿勢を保持しないといけません。

妊娠中は屈伸運動もしんどいですが、それと同じくらい前屈姿勢もしんどい!

前屈姿勢はかなりお腹に負担がかかるので、必ずベッドの位置を適切な位置まで上げてからオムツ交換を行うようにしてくださいね。

また、ADLが低い患者さんのオムツ交換の場合は体を支えたり持ち上げたり…かなり体力がいります。

清潔ケアは日勤の人がたくさんいる時に行えますが、オムツ交換は夜勤の人手不足の時にする事も多々あります。

私の場合、ADLの低い患者さんのオムツ交換を自分一人でしてしまう事も多々ありました。

でもそれって本当に危険な事なんです!

看護師が流産や早産をする確率は普通の職業よりもずっと高いんです!

たま子

まずは、お腹の赤ちゃんを大切にしてくださいね。

5位:放射線業務・抗がん剤投与

放射線業務・抗がん剤投与は被ばくの可能性があるので妊娠中は注意です!

妊娠中に放射線業務がしんどい理由
  • 放射線被ばくや抗がん剤被ばくの可能性がある

被曝の可能性があるというか…看護師は常に微量被曝しているんですが(汗)

レントゲン照射時は部屋を退室する・抗がん剤投与じはマスクと手袋を着用など…

たま子

必要以上に被曝しないようにあくまでも基準に沿って仕事をしてくださいね。

4位:尿回収

私が妊娠当時勤めていたのは外科病棟。

術後でバルンカテーテルを留置している人が多かったので…

妊娠中の尿回収はかなりしんどかったです!

妊娠中尿回収がしんどい理由
  • 屈伸運動
  • 前屈姿勢の保持

尿回収が多いと立ったりしゃがんだりという屈伸運動を繰り返すようになります。

尿を回収している間はハルンバックを持ちながらずっと前かがみの姿勢でしゃがんだままだし…。

夜勤で尿回収の患者さんが十数人いてその間ナースコール対応や処置に終われる時は…

もう赤ちゃんが出くるんじゃない!?汗

と思うほどでした。

たま子

本当に出てこなくてよかった…(涙)

3位:トイレ介助

トイレ介助は前かがみになって患者さんを支えないといけません。

体力も使う上にお腹も圧迫されてしまいます!

妊娠中はかなりしんどいです。

妊娠中トイレ介助がしんどい理由
  • 前屈姿勢の保持
  • 屈伸運動
  • お腹の圧迫
  • 頻回に続くトイレ介助

ADLの低い患者さんを受け持った時は、頻回なトイレ介助が必要。

1日のうちに何回もしんどい動作を繰り返してお腹に負担がかかるようになります。

たま子

不謹慎だけど妊娠中の夜勤は『先生、今日ばバルンカテーテル抜かないで…』なんて思ってしまう事も多々ありました。

2位:危険度の高い患者の部屋持ち

危険度の高い患者さんの担当になった日はもう師長さんを呪います…。

なんで妊婦にこの部屋つけた!?(涙)

なぜ呪うかって…危険度が高い患者さんを受け持った時はナースコールがなるたびに大きいお腹を抱えてダッシュです。

しかも見当識障害の患者さんは看護師が妊婦だと認識しているはずもなく…

お腹に危害を加えてくる可能性も。

妊娠中の危険度が高い患者の部屋持ちがしんどい理由
  • 頻回なナースコール対応
  • 時に走る必要もあり
  • お腹の圧迫

たま子

危険度の高い患者さんは妊婦にとってはもう恐怖しかありません。

1位:夜勤

堂々の看護師の妊娠中しんどかった事1位に輝いたのは…

看護師みんなが大嫌い「夜勤」です!

看護師にとって夜勤がしんどいのはいうまでもありませんよね。

そう、夜勤はとてつもなくしんどいんです…。

夜勤は通常の体の状態でもギリギリなくらいしんどいんですから…

妊婦看護師が夜勤なんてできません!

でもしないといけないんですよね…。みんながそうしてるから。

「もう無理!妊娠中に夜勤なんてできない!」

2人の妊娠中、私もそう思った事もが何度もありましたが、無理をしながら夜勤を頑張ってきました。

でも、今になって思えば元気に産まれてきてくれたことが奇跡だったなと思っています。

妊娠してても体がしんどくても『夜勤免除を申し出る雰囲気じゃない』『夜勤免除は不可能』

看護師業界でそんな風潮が続いているから、看護師が流産をする率が高くなるだと思います。

たま子

夜勤がしんどい!と思った方は我慢せずに周囲や師長さんに相談してみてくださいね。

看護師の妊娠中しんどかった事ランキング10:まとめ

妊娠中しんどかった事ランキング10
  • 1位:夜勤
  • 2位:危険度の高い患者の部屋もち
  • 3位:トイレ介助
  • 4位:尿回収
  • 5位:放射線業務・抗がん剤投与
  • 6位:オムツ交換
  • 7位:清潔ケア
  • 8位:新人指導
  • 9位:カンファレンス
  • 10位:採血・ルート確保

私の看護師としての《妊娠中しんどかった事ランキング10》は以上の様な結果になりました!

とりあえずしんどい事は色々ありましたが…

その中でも夜勤は群を抜いてしんどかったです!

大きいお腹で17時間以上も走り回ってほぼ立ちっ放しは無理がありました。

たま子

今思うと胎児への虐待だったのかもしれません…。

看護師は妊娠中のトラブルが多い

流産

これまでの私の体験談を見て頂くとおわかりかと思いますが…

妊娠中の看護師は無理をしながら働いています!

でもこんなに無理をしながら働いても大丈夫なのでしょうか…?

いえ、大丈夫じゃありません!

医療労働の妊娠経験のある看護師を対象に行ったアンケート結果では

妊娠中に経過が「順調」と回答した看護師は全体のたった26.4%でそのうち、30.5%が「切迫流産」、「10.0%」が流産をしているという回答がありました。

つまり…

看護師の3人に1人が切迫流産!

そのうち約1割が実際に赤ちゃんを流産しているんです!

1割ってすごく多くないですか?ちょっとゾッとしますよね。

じゃあ一般の働く女性はどうなんだろう?

そう思って、看護師と看護師以外の女性労働者の妊娠トラブルを比較してみました。

<看護職員(2017年)>

  • 順調26.4
  • つわりがひどい42.0
  • 貧血23.9
  • 切迫流産30.5
  • 早産4.5
  • 切迫流産・早産35.0
  • 流産10.0
  • 出血14.1
  • むくみ25.2
  • 蛋白尿10.7
  • 妊娠高血圧

<女性労働者(2015年)>

  • 順調33.9
  • つわりがひどい29.6
  • 貧血28.9
  • 切迫流産-
  • 早産-
  • 切迫流産・早産27.5
  • 流産-
  • 出血14.3
  • むくみ22.8
  • 蛋白尿10.7
  • 妊娠高血圧

一般的な女性労働者と比較すると

看護職はほぼ全ての項目でトラブルの頻度多くなっています!

ツイッターでも私のつぶやきにママ看護師さんからこんな反応がありました↓

『夜勤の数を少なくしてくださいって師長に言っても、人が足りずその願いを叶えてもらえない』

『後、自分の身体が回復したら、こんなに楽だったんだってビックリしたと同時に、妊娠中はかなり無理をしていたと気付いた』

『急手術が入りバタバタと走り回った後に出血』

『妊娠中も、散々こきつかわれ、切迫になり30週から36週まで入院し絶対安静24時間ウテメリン』

妊娠中に無理をしすぎるとトラブルに見舞われる可能性もあります!

たま子

妊娠中の看護師さんは無事に元気な赤ちゃんに出会える様に十分注意しながら仕事をしましょうね。

看護師が妊娠中に注意する事

出産

『妊娠中は注意して!』って言われても、何を注意すればいいのかわかんない!

妊娠中の看護師

初めての妊娠はわからない事でいっぱいですよね。

そこで、実際に妊娠中にフルタイム勤務を続けた私が、《妊娠中における看護師の注意点》を具体的にご紹介しますね!

体に負担のかかる事は周囲のスタッフに依頼する

重たい患者さんの体位変換やADL制限のある患者さんの移乗…

頑張り屋さんなあなたは周囲に気を使って一人でやっていませんか?

体力に負担がかかる仕事は他の看護師に依頼しましょう!

ご存知かと思いますが、重たい物を持つ事はお腹の赤ちゃんによくないです。

看護師以外にも流産が多い職業って知ってました?

それは介護職です!

介護職員も看護師と同じく早産や流産が多く、早産は4人に1人、流産は全体の約1割という結果アンケート結果が出ています。

介護職員も看護師と同様に体力のいる仕事ですよね。

この結果からも体力の必要な仕事は妊娠中のトラブルが起こりやすい事がわかります。

必要な時は他の人を頼っていいんです!

たま子

自分の体のため、赤ちゃんのために勇気を出して他の看護師に依頼してくださいね。

放射線被曝に注意する

放射線

妊娠中は放射線被曝が心配…微量な被曝でも赤ちゃんに影響があるのかな?

妊娠中の看護師

看護師として働いている以上、レントゲンやCTなどの介助につく時も多いと思いますが赤ちゃんへの影響を考えて不安でビクビクしてしまいますよね。

レントゲンの介助の際はシャッターボタンを押している時さえその場を離れていれば問題ありません。

レントゲン撮影後は周囲にX線が残っている事もなく、赤ちゃんへの影響を心配する必要もありません。安心しましたね。

ちなみに、妊娠中の胎児に影響を及ぼすといわれている値は100ミリグレイとされています。

妊娠中に検査を受けた際の退治被曝量を調べてみましたが、どの検査も100ミリグレイを下回っていました。

<胎児に影響があると言われる被曝量>

  • 胎児死亡(流産):受精後2以内で100ミリグレイの被曝
  • 形態異常:妊娠7週以内で100ミリグレイの被曝
  • 発達遅滞:妊娠8週〜15週で100〜200ミリグレイの被曝

<妊娠中における主なX線検査時の胎児被曝線量>

  • 胸部単純撮影:0.01ミリグレイ以下
  • 腹部単純撮影:1.4ミリグレイ
  • 胸部CT:0.06以下
  • 腹部CT:8ミリグレイ

参照:日本放射線科専門医会

つまり、一般的な看護師業務を行う範囲内では、赤ちゃんが放射線被曝の影響を受ける可能性は低いということがわかります。

ただ、レントゲン撮影中になるまでに速やかに退室する、やむおえずレントゲン撮影中に介助が必要な場合は必ずプロテクターを着用するなど基本的な被曝予防策は必要です!

たま子

看護師として行なっている基本的な被曝予防を注意して行いましょう!

感染症かからないように予防行動をとる

消毒

妊娠中は通常時よりも免疫力が落ちています。

感染症にかからないよう十分注意しましょう!

病院は様々な感染症の患者さんが入院していますよね?

看護師として働いている以上感染症のリスクはつきもの!

妊娠中は厄介な感染症にかかってしまうと使えない薬も多いので、かかる前に予め予防しておく事が重要です。

通常時よりも更に手洗いや手指消毒などを徹底し感染予防対策をしておきましょう。

病棟の妊婦に対する意識が薄く、感染症の患者さんが部屋もちで付いている事はありませんか?

もし心配な時は感染症患者さんの部屋持ちを外してもらうように伝えてくださいね。

たま子

私は、なるべくMRSAの患者さんは受けもたせないなど配慮してもらえました。

夜勤を減らしてもらう(または日勤のみにしてもらう)

夜

妊娠中の夜勤が本当にしんどい…体調もかなり悪い…

妊娠中の看護師

妊娠中の夜勤は本当にしんどいですよね。

夜勤ではスタッフの人数も少ないし、業務が煩雑になるため例え妊婦でも必死に動かなければなりません。

  • 大きなお腹を抱えながら病棟の端から端まで走り回る!
  • 長時間休憩なし!何時間も立ちっぱなし!
  • 一人で重たい患者さんの体位変換
  • 一人でADL制限のある患者さんの移乗

私は2交代夜勤だったので、17時間以上もそんな時間が続いていました。

終わった頃はもう体がヘトヘト、ボロ雑巾のようにボロボロ…

妊娠中は夜勤明けとその翌日、外に出ることができないほど体が疲れ切っていました。

今思えばそれが無理をしないでって言う赤ちゃんからのサインだったのかもしれません。

あなたも「妊婦でも頑張るのは当たり前」と言い聞かせて無理をしていませんか?

もし、妊娠中のあなたが夜勤を無理して続けているとすれば…

勇気を出して夜勤免除を希望しましょう!

たま子

夜勤はしんどいので決して無理はせずに、働き方を調整してみてくださいね。

しんどかったらちょっと仕事をお休みしよう

妊娠中の仕事がしんどい…もう看護師辞めてしまいたい…

妊娠中の看護師

そんな看護師さんはちょっと仕事をお休みしてもいいんですよ。

私は「看護師の流産率が高い事」「無理をしながら働くのが危険な事」を知らずに無茶な働き方をしていました。

何もなかったから良かったものの…

きっと何か起こってからでは本当に後悔していたと思います。

もし今妊娠中のあなたが、体に異変を感じながらも「しんどい」と思いながら働いているとしたら

絶対に無理はしないでくださいね。

あなたの体に起きている異変を素直に上司に伝えて、仕事をお休みすると言う選択肢も視野に入れましょう。

真面目なあなたは周囲に気を使っていませんか?

白い目で見られたっていいじゃないですか!

たま子

赤ちゃんが死んでしまうかもと考えると全然ましです!

妊娠中しんどい時は転職を考えるのもあり

ちなみに妊娠中にしんどいって事はママ看護師にとって優しくない職場ではありませんか?

もしそうだどすれば…

今の職場で看護師と子育てを両立させるのは難しいです!

私は長い間大学病院で病棟勤務をしており、出産後もフルタイムで仕事復帰しましたが…

看護師と子育てを両立させるの毎日ヘトヘトでした…。

『こんなんじゃ母親と言えない…』

と、思って「看護師転職サイト」を利用して思い切ってパート看護師に転職。

転職サイトのアドバイザーさんに自分に合った「働き方・子育てしやすい病院」を紹介していただけました。

転職は悩みましたが…

精神的にも肉体的にも楽になって本当に良かったです!

たま子

みなさんも無理せず自分に合った働き方を見つけてくださいね!

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妊娠中の看護師は過酷!しんどい時は無理をしないで!

看護師はただでさえしんどい職業…

妊娠中に看護師として働いていくのは本当に過酷です!

私はしんどいと思う事がたくさんありましたが全部我慢しながら働いていたように思います。

私のように「自分は大丈夫!」なんて過信はしないでください!

一番大切なのはあなたの体、赤ちゃんの命です!

「しんどい」と思えば無理をせずに周囲に相談してみてください。

周囲の理解がなければ遠慮せず仕事をお休みしてもいいんです。

自分の体を大切にして元気な赤ちゃんを産んでくださいね!

たま子

今回の記事が妊娠を考える看護師さんのお役に立てれば幸いです。

 

 

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