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病棟看護師もうしんどいよ…
外来って楽なのかな…?
看護師
こんにちは!看護師歴10年目のたま子(@kangoshi_tamako)です!
病棟勤務って本当に大変ですよね。
息つく暇もなく走り回るし、夜勤は必須。
忙しすぎて不安な事や疑問があっても誰かに聞く事もできません。
でも同じ看護師でも病棟から《外来》に移動すると環境の違いにびっくりするかもしれませんよ。
事実…
私は病棟から外来に看護師に転職して仕事が10倍楽になりました!
外来看護師の業務や楽さが気になっている方に向けて、私が実際に転職して感じた事や体験談を書いていきますね。
たま子
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病棟看護師は忙しすぎる!
私は外来に勤務する前、10年近く病棟で働いていました。
病棟看護師って本当に忙しいんですよね。
- 状態が安定していない方が多いので急変が多い
- カンファレンスや委員会・サマリー記入など時間外勤務は必須
- 夜勤が超しんどい
- 不安な時も確認する人がいない
- 手伝って欲しい時でも人手がない
- ナースコールがひっきりなしに鳴る
- 清潔ケアで体力を使う
…しんどい理由を挙げるときりがありません。
私は『しんどくてもこれが当然、みんな頑張ってる!』と必死で頑張ってきましたが…
決してこれが当然ではなかったんですよね。
外来看護師に転職して『こんなに仕事が違うんだ…てか楽!』って本当にびっくりしました。
以前の私の様にまだ病棟しか知らない看護師さんのために…
たま子
病棟看護師と外来看護師の違い
病棟看護師として10年近く働いてみて、嫌だ!面倒だ!と感じる業務を挙げてみました。
病棟看護師の嫌な&面倒な業務
- 夜勤
- ナースコール対応
- トイレ介助
- 清潔ケア
- サマリー
- 退院支援…など色々
病棟看護師の業務はナースコール対応・トイレ介助・清潔ケアなどヘルパーさんや助手さんでもできそうな事が大半。
それに加えてサマリーや退院支援など必然的に時間外になってしまう業務も盛りだくさんです。
でも…
外来看護師になるとこんな面倒な業務がなくなるんです!
逆に病棟看護師から外来看護師になって増えた事はこんな事↓
病棟から外来に変わって増えた業務
- 採血
- 処置の介助
外来での看護業務は看護師しかできない事が中心になりました。
その結果…
とっても楽になったんです!
では具体的にどの様な事が楽になったのか…考えてみたのでご紹介しますね。
外来看護師は楽!メリットやその理由を考察!
私は長年病棟看護師として働いてきましたが…
たま子
外来患者は状態が安定しており看護師が介入すべき点が少ない
まず、外来に来る患者さんはどんな方かちょっと想像してみてください。
外来に来る患者さんは『自宅or施設で生活ができ、そこから通院できる方』です。
つまり…
外来の患者さんは状態が安定しています!
状態が安定している患者さんは急変するリスクも低いし、看護ケアも少なくすみます。
病棟看護師の様に『ドレーンの量チェックしてない間に多量出血していた!』『吸引の時間が空いたので窒息してしまった』なんてトラブルはほぼありません。
命の危険を感じる瞬間が少ないので落ち着いて仕事ができますよ!
たま子
家族や施設の方の付き添いがある
動けない重症の患者さんや意思疎通が困難な患者さん…
そんな大物患者さんも病棟では看護師が全て日常生活の介助を行うのでとっても大変ですよね。
でも外来ではどうでしょうか?
もし動けない患者さんやが来院されたとしても…
外来では必ず患者さんに付き添いの方が付いています!
これってかなり大きいです。
付き添いの方は患者さんといつも生活を共にしているので介護の方法も熟知しています。
看護師が色々考えななくても、スムーズな移動方法・効果的なコミュニケーションの方法を教えてくださいます。
病棟看護師の場合は『この患者さんいつもどうやって移動してるんだろう…?』『この患者さんとどうやったら上手にコミュニケーションが取れるかな…?』と、迷う事もしばしば。
でも外来看護師なら大丈夫!
常に付き添いの方がいるので患者さんとの関わり方で悩む心配はありません!
たま子
状態が安定している患者さんは精神的にも余裕がある
病棟には長期間入院している患者さんや状態が芳しくない患者さんがたくさんいます。
そのため入院患者さんは精神的に落ち込んでいる患者さんが多いんですよね…。
精神的にデリケートになっている患者さんは看護師としての接し方にも悩むし、時に感情失禁の様に辛い感情を看護師にぶつけられ…
看護師としても精神的に参ってしまう事があります。
でも…
外来に来る患者さんは精神的に安定しています!
外来通院できるほど病状が安定しているので病気に対する悩みの程度も比較的低いし、自宅や施設でのびのび生活できているのでストレスを溜め込んでいる事もありません。
腫れ物に触る様に気を使いながら看護師として患者さんに関わる必要はないのです!
たま子
クラークさんや事務の方が仕事を助けてくれる
外来看護師に転職して驚いた事は…
クラークさん・受付の方が仕事を助けてくれるんです!
もちろん医療行為は看護師が行いますが…先生に電話連絡を入れたり、多部署との連絡をとったりはお願いするとクラーク・受付の方がしてくれます。
病棟ではクラークさんはいましたがパソコンに向かって作業をしているだけでした…
電話連絡だけでもしてくれるのはとってもありがたい!
看護師がクラークや受付の方と関わる機会も多いので、看護職以外の方とも仲良くできます。
仕事以外でもご飯に行ったりできて職場の雰囲気がとっても良く楽しいです。
たま子
順番に患者さんが来院する
病棟看護師には受け持ち患者がたくさんいますよね。
同時に色々な事を頼まれたり、処置が重なったりしても…患者さんは待ってくれません。
でも外来看護師にはそんな心配はないんです。
外来では患者さんは待ってくれます!
『予約時間』が予め決まってますし、順番に呼ばれますからね。
普段から混雑している病院は待ち時間を覚悟で来院している患者さんも多いので「早くして!」なんてクレームも少ないです。
看護師としても気持ちに余裕を持ちながら仕事ができます。
たま子
清潔・排泄ケアがない
病棟看護師は患者さんの身の回りの世話をする必要がありますよね。
高齢の方や術後の方、障害のある方に対しては清拭・シャワー浴・トイレ介助・オムツ交換…
これって時間もかかるしとってもしんどいです!
特に動けない患者さんのケアに入るときは、汗だくになるわ腰が痛いわで一気に疲れます。
でも…
外来看護師は清潔ケアが不要です!
患者さんは受診のために病院に来るだけで生活の場は自宅や施設ですからね。
肉体労働が少ないのでとっても体が楽になったんですよ!
たま子
動く範囲が狭い
病棟はとっても広いですよね!
私の病院は1病棟50床くらいはあるので、病棟の端から端まではもちろん声が届かないほど遠いです。
離れた病室の患者さんを受け持った時や夜勤で受け持ち患者さんが多くなった時は遠い病室間を常にダッシュ!でクタクタでした。
それに比べて…
外来の1診療科のフロアは狭いです。
端から『〇〇さ〜ん!』って言うと声もギリギリ届くくらいだし、色々な場所をぐるぐる行き来する必要はありません。
外来看護師は動く範囲が狭いのでとっても楽なんです!
たま子
外来診察時間が終了すると患者さんはいなくなる
病棟は24時間エンドレスで稼働していますよね!
特に患者さんが起きている時間は常に忙しいのはもちろん、患者さんが寝ても巡視や輸液更新、ドレーンや尿量のチェックで休む暇もありません。
でも
外来看護師は診療時間が終わればそこで終了です!
病棟勤務の様に申し送りもないし、やってもやっても仕事が終わらない事もありません。
記録も必要な人だけでいいので時間外勤務はほぼなし!
たま子
病棟と比較してスタッフが優しい
あと外来は病棟と比べてスタッフが優しいです。
優しいのは何故なのか…私が考えた理由は以下の通りです↓
外来看護師が優しい理由
- 新人看護師が少ないので気を引き締める必要がない
- 忙しくないのでイライラしていない
- 年配看護師が多いのでまるくなっている
病棟では新人看護師が多いので『自分がお手本にならないと!』と基本に忠実ですが、外来は『まあ基本はこうだけど、実際はむずかしいよね』とちょっと崩していることも多いです。
それに忙しくなくて年配の看護師さんも多いのでみんなゆったりとした気持ちで仕事をしており、スタッフ間でも優しい空気が流れています!
人間関係のストレスに悩む事なくゆったりと働くことができてます!
たま子
外来看護師のデメリット
外来看護師は楽な点やメリットが断然多いのですが、デメリットだと思う点もいくつかありました。
実際に働いてみて感じたデメリットを包み隠さずご紹介いたしますね!
各部署にいる看護師の人数が少ない
外来は忙しくない分、各部署の看護師の人数が少ないです。
1部署2〜3人で回しているところが多いですし、看護師が1人しかいない部署もあります。
1つの部署に看護師1人だけってかなり心細いです…。
なので、もし何かあった時に助け合えるように何部署かでグループを作り連携できるようにしています。
たま子
診療が落ち着くまでは休憩に入れない
1部署の人数が少ない分、なかなか休憩に入ることができません。
看護師が誰もいなくなると困るので…その日の様子を見てかなり暇になった頃に休憩に入ります。
そのため忙しい日は休憩が14時や15時など遅くなる事もあるんです。
たま子
人間関係が難しくなる場合も
外来看護師は各部署の人数が少ない分、部署に嫌な上司がいたり気の合わない同僚がいたりすると苦労します。
病棟の場合はシフト制なので、嫌いなスタッフがいてもしばらく顔を合わせないって事もありますが…
外来は嫌なスタッフと平日5日間毎日ずっと顔を合わせないといけなくなります。
そのため人間関係がこじれるとかなり働き辛くなります…。
しかし、どのこ職場にも嫌な人は必ずいるもの。
たま子
私は看護師転職サイトで外来に転職しました!
私は10年近く病棟看護師を続けてきて疲れ果てたので…今年の春から外来に転職しました。
ずっと同じ職場での経験しかなかったし、育児をしながらの転職で本当に不安でしたが…
「看護師転職サイト」に登録したおかげでスムーズに転職する事ができました!
転職サイトの専属のアドバイザーさんに相談に乗ってもらい、外来の業務内容や職場の雰囲気・人間関係などを調べてくれたので…
自分にぴったりの職場を見つけることができたんですよ!
登録は完全無料でたった1分でできます!
たま子
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外来看護師はとっても楽!病棟に疲れた方は是非試してみてね!
外来で看護師をする事はデメリットもありますが、メリットの方がはるかに大きく楽だと感じました。
今回の記事でご紹介した外来が楽な理由をまとめてみます↓
外来看護師が楽な理由
- 外来患者=状態が安定している患者さん
- 状態が安定している患者さんは精神的にも余裕がある
- 家族や施設の方の付き添いがある
- クラークさんや事務の方が仕事を助けてくれる
- 順番に患者さんが来院する
- 外来診察時間が終了すると患者さんはいなくなる
- 動く範囲が狭い
- 病棟と比較してスタッフが厳しくない
私は長い間病棟看護師として身を削りながら必死になって働いてきましたが…
外来に移動して業務の楽さに表示抜けしました!
『忙しいのが普通』と我慢せずに色々部署移動して試してみればよかったなぁと後悔しましたよ。
この記事を見てピンときたあなたは私の様に後悔する事のない様お早めに外来看護師としての働き方を試してみてくださいね。
仕事が10倍楽になって今後の人生変わりますよ♪
あなたが今よりももっと楽な仕事に出会える事を願っています!
たま子
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最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!
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