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新人看護師
こんにちは!うつ病経験者でありアダルトチルドレン(AC)のたま子です!
私は最近自分がアダルトチルドレン(AC)だった事を知りました。
アダルトチルドレンは本当に生きづらいんですよね…。
自尊心が低かったり、自己表現や統制が苦手だったりする性格の方が多いため、看護師として働いているアダルトチルドレンの方は
『アダルトチルドレンの私なんて看護師に向いていない…続けていけるのかな…』
とお悩みの方も多いのではないでしょうか?私も看護学生の頃・新人看護師の頃は毎日『何で看護師なんかになってしまったのか…』『看護師辞めたい…』と思っていました。
でも看護師になって10年経った今、間違いなく『アダルトチルドレンだからこそ看護師になって良かった』と思えるようになったのです。
なので、アダルトチルドレンの方で看護師になるか・このまま看護師を続けて行くかお悩みの方の力になりたいという気持ちで今回の記事を書きました。
たま子
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生きづらい毎日…最近やっとアダルトチルドレンである事に気付く
あなたは楽しみながら毎日を生きていますか?
私は人生にずっと言いようもない『生きづらさ』を感じて生活してきました。
- 『このまま生きててもいい事なんてあるのかな?』
- 『自分なんかが幸せになれるのかな』
- 『人と関わるのってしんどいな』
どこか人と違うなと感じながら生きてきたし、生きるのがとってもしんどかったんです。
最近は軽度のモラハラ夫に悩まされており、モラハラ夫へのストレス解消のためネットでモラハラ夫の漫画を読んでいました。
その漫画の主人公がアダルトチルドレンであり、そこで初めて『アダルトチルドレン』という言葉を知り、自分のずっと悩んでいた特徴にぴったり当てはまる事を自覚しました。
私ってアダルトチルドレンだったんだ…!
恥ずかしながら今更ながら(今年で33歳)やっとアダルトチルドレンである事を自覚しました。
この悩ましい特徴や性格の原因が自分の育ってきた家庭環境にある事を知りなんだかショックを感じた反面
この言いようもないモヤモヤとした気持ちの原因がわかった事にホッとした感覚もありました。
アダルトチルドレンのチェックリストで高得点!
自分は本当にアダルトチルドレン?アダルトチルドレンにはどんな特徴があるんだろう?
アダルトチルドレンの存在を知り『私はアダルトチルドレンっぽい!』とピンと来ましたが、医師から診断を下されているわけでもないし確証はありませんでした。
もしかしたらアダルトチルドレンかも…?と感じている方のためにアダルトチルドレンのチェックリストを見つけたので掲載しておきますね。
描きのアダルトチルドレンチェックリストは『アダルト・チルドレン特性と対人関係での ストレ スの自覚の程度との関係』という研究から引用しました。
《アダルトチルドレン尺度(AC尺度)》
- 私は正しいと思われることに疑いを持つ。
- 私は最初から最後まで、ひとつのことをやり抜くことができない。
- 私は夲音を言えるようなときに嘘をつく。
- 私は情け容赦なく自分を批判する。
- 私は何でも楽しむことができない。
- 私は自分のことを深刻に考えすぎる。
- 私は他人と親密な関係を持てない。
- 私は自分が変化を支配できないと過剰に反応する。
- 私は常に承認と称賛を求めている。
- 私は自分と他人は違っていると感じている。
- 私は過剰に責任を持ったり過剰に無責任になったりする。
- 私は忠誠心に価値がないことに直面しても、過剰に忠誠心を持つ。
- 私は衝動的である。行動が選べたり結果も変えられる可能性がある時でも、お決まりの行動をする。その衝動性は、混乱や自己嫌悪や支配の喪失へとつながる。そして混乱を収拾しようと、過剰なエネルギーを使ってしまう。
こちらの質問に対して『はい(2点)、どちらでもない(1点)、いいえ(0点)』で回答をし、合計で12点以上の方はアダルトチルドレンに該当する可能性が高いとされます。
私の結果は17点。12点以上であり案の定高得点を叩き出しました。
そしてやっぱりアダルトチルドレンである事を確証したのです。
たま子
看護師の私がアダルトチルドレンになった理由:機能不全家族
そもそもどうしてアダルトチルドレンになってしまったのだろう?
自分がアダルトチルドレンだという事が確証に変わり、自分がアダルトチルドレンになった原因を考え始めました。
アダルトチルドレンになる原因は幼い頃の家庭環境・養育環境にあります。
代表的な原因には『親がアルコール依存症』いうものがありますが、その他にも親からの性的・身体的・心理的虐待や、親がギャンブルや薬物の依存症である場合もあります。
また、その他にも両親が何らかの問題をかかている『機能不全家族』である事もアダルトチルドレンになる原因とされています。
よくよく考えてみると我が家は明らかに『機能不全家族』でした。
父:モラハラで厳しく感情の起伏が激しい
私の父はかなりの変わり者です…色々な問題のある父ですがまずひどかったのは母親に対するモラルハラスメント(以下モラハラと略します)。
父は事あるごとに母をけなしてバカにしていました。『何でそんな事もできないのか』『情けない』『バカでもわかる』などなど…ぐちぐちと嫌みたらしく文句をたれるのが父の日常で挨拶がわり。
無論、私は父が母に感謝・労いの言葉をかけているところを見た事がありません。
印象深い場面は母が料理中台所で大火傷をした時
『ぎゃー』という悲鳴が聞こえましたが、父は『また騒ぎよる…うるさいなぁ…』とボソッと行っただけで様子を見に行こうともしませんでした。
また、子供に対しては優しかった父ですがモラハラ気質なのでしつこく自分ルールを押し付けてきました。
夏はプールに行くとひたすら50mのプールを往復させられてゆっくり遊ぶこともできない…
旅行はいつも父の趣味の山登り、子供が楽しむところには一切連れて行ってもらえない…
父の指示通り従わないと機嫌が悪くなるし取り乱し大声で騒ぎ出すので従わざるを得ない…
体罰や押入れや納屋に閉じ込められたりも時々ありました。
父に口答えしてもするダメ無駄で労力の無駄遣い。静かに従う方がよっぽど穏便にすむので誰も逆らう者はいません。
私は夏のプールも家族旅行も本当は大嫌いでした。
母:要領が悪く鈍感で父と共依存
子供の頃は気づかなかったのですが…母は恐ろしく要領が悪くて鈍感な人です。
『え⁉︎今それする?』とか『さっき説明したのにもう忘れたの?』とか私でもイライラする事が多々…
そんな母なのでモラハラで短気な父は母に常にキレている状態。
父がこう言ったら怒るだろうっていうのがもうそろそろわかってもいいはずなのに…平気で父が怒りそうな事をして案の定『バカじゃないのか‼︎』とこっぴどく怒られるのが日常です。
父には何を行っても無駄なので母が父に逆らう事はありません。そして文句のはけ口はやっぱり子供に。
『お父さんにまたバカにされた…』『どうしてあんなに怒鳴るんやろ…』と、子供の私は聞き役に回るしかありません。
さらに『私よりたま子ちゃんの方が上手にできるから』『たま子ちゃんの方がお父さんの事わかってるから』とか父との面倒くさいやりとりを常に私に代行させるように。
私は自然と家族の中で調和を満たす役割として背伸びするようになって行ったのです。
妹弟:『ロストワン』の妹と『スケープゴースト』の弟
妹は無口で静かでちょっと変わった子供でした。例えば『ここにいて!』と言われるとずーっとそこに立っている感じ(お地蔵さんと呼ばれた事も 笑)
自分の主張が極めて少なく『何考えてるかわかんない』と言われる事も多々…
そんな妹は家庭内でも要領良く立ち回れるタイプではなかったため、両親の調整役は自然と私が行うように。
弟は事あるごとに学校で問題を起こしたり、呼び出せれたりする問題児。両親もその対応で忙しい様子だったため、私は自然と問題を起こさないいい子に。
今考えると妹と弟の性格もぴったりアダルトチルドレンに当てはまるんですよね。
私は両親の世話役の『ケアテイカー』、妹はそこにいない子になる『ロストワン』、弟は問題ばかり起こす『スケープゴースト』…シナリオ通りの家族です(笑)
常に不協和音の両親、変わり者の妹と問題ばかり起こす弟…私は自然と家族の穴を埋める存在となりました。
アダルトチルドレンである私の特徴
そうして両親の世話役としてアダルトチルドレンの『スケープゴースト』になった私はこんな特徴を持った子供に育ちました
- 自分にとにかく自信がないマイナス思考
- この先生きていても何も楽しい事と考える
- 人の顔色を過剰に伺う
- 学校では勉強もできる優等生
- 家ではしっかり者のお姉ちゃん
勉強もできたし学校では優等生だったくせに
とにかく自分に自信がありませんでした
『自分なんかダメ』という妄想に常に囚われて自分の将来が不安で心配でした。
自分の事が嫌いすぎて『自分の子孫を残してはいけない』という思いに取り憑かれ、将来子供は作らないと考えていたくらいです。
自分がそういう負の考えに取り憑かれているのを『なんでだろう?』と不思議に感じて今板が、それはアダルトチルドレンとして育った事が原因として大きいのではないかと今になって気づきました。
アダルトチルドレンの私が看護師になった理由
アダルトチルドレンである私が看護師になった理由はまさに…
母に言われたから
です。
自分が何をしたいのか思いつかなかったし考えもしませんでした。
ずっとアダルトチルドレンとして自分を演じてきたので将来の夢を思いつかないのも無理はありませんね。
そうやって深く考えずになんとなく看護師の道を選択しましたが、それがイバラの道となります…
まあ結果としては良かったのですが(汗)
看護学生時代はうつ病になったアダルトチルドレンの私
私は看護師になるため4年制の看護大学に進学しました。
大学で看護師としての勉強や実習をしていくことで看護師が偉大で素晴らしい職業だと改めて感じました。
でもその反面『私なんかが看護師になれない…』と不安はどんどん膨らんでいったのです。
刻一刻と迫る社会への進出は恐怖でしかありませんでした。
そして大学の実習室で注射の練習をする授業の際手が大きくガクガクガクガク!と震えた事をきっかけに
『やっぱりこんなんじゃ絶対看護師になれない!』
不安が爆発して、うつ病となりました…。
(たったそれだけで⁉︎と思う方もいるかもしれませんが、今まで抑えてきたものが溢れてきた感覚です。)
うつ病はそれはそれはしんどくて、授業に行く事もペンを握る事すらもできない時期もありましたが私はとっても幸運で友達が助けてくれました。
引っ張って授業に連れて行ってもらい、側で教科書を音読してくれリスニングでテスト勉強をしました。
うつ病でふらふらだったので実習で看護師に怒られる事も多かったですがなんとかかんとか看護学校は卒業できたのですが、問題は看護師になってからでした…。。。
新人看護師時代は悲惨だったアダルトチルドレンの私
アダルトチルドレンで性格上の問題を抱えて、さらにうつ病だった私の新人看護師時代はお察しの通り散々でした。
私は大学病院に就職し、配属されたのは泌尿器科をはじめとした混合病棟です。
病棟看護師に必要なのはチームワーク。
仕事でのスタッフ同士のコミュニケーションは必須ですが、アダルトチルドレンの私は…
- 『この先輩の今の態度にはどう反応するのが正解なんだろう?』
- 『これ言って怒られないかな?機嫌悪くならないかな?』
- 『今先輩忙しそう…今言うべき?後で言うべき?』
と過剰に考えてほうれん草(報告・連絡・相談)のたびにビクつき消耗しました。
そして患者さんとのやりとりもしんどかった…『こう自分が言ったら患者さん傷つかないかな…?』とか『いまこの患者さんは何て言って欲しいんだろう…?』と考えてばかりでコミュニケーションがぎこちない。
人との関わりにとにかく消耗しました…
それにうつ病で薬も内服中だったため頭がぼーっとして物忘れも激しかったです。
ご存知の通りこれは看護師にとって致命的wミスやインシデントも多かったし、新人看護師時代はとにかく先輩看護師に怒られましたね…。
私は看護師なんか向いていない…
と、日々感じてはいましたが辞める勇気と行動力がなくしぶしぶ続けていました…。
たま子
看護師に慣れてきて…生きるのが少し楽になった⁉︎
新人時代は散々ではありましたが、できないながらもずっと看護師を続けていると失敗して怒られる事も少なくなってきました。
仕事もなんとなくサマになってきて、職場の同僚から先輩から『ありがとう』と感謝される事も多くなってきたのです。
私、ちゃんと看護師できてる…!
そう思えるようになってきて、自分に自信が持てるようになったのです。
あれだけ社会を不安に感じていた私がちゃんと仕事できてるだけでも凄いのに、看護師としてしっかり働けているという事実は私にとっては凄い事でした。
今まで全く自分に自信が持てなかった私ですが…
看護師になって初めて自分に自信が持てるようになったのです。
うつ病だった看護学生時代や使えないながらも必死で食らいついた新人看護師時代は本当に辛かったですが『看護師続けてて良かった!』と今になって思います。
看護師を目指すアダルトチルドレンの方へのメッセージ
私自身の今までの経験を踏まえてこれから看護師を目指すアダルトチルドレンの方にメッセージを送ります。
アダルトチルドレンのあなたは『自分に自信がない』と感じながら生きてはいませんか?
- 自分なんかが看護師になれるのかな…
- 仕事を続けていける自信がない…
- ちゃんと働けるは不安で仕方ない…
私も看護師として働く前は不安な気持ちでいっぱいでした。
でも、最初から無理と決めつけずに是非チャレンジして欲しいと思うのです!
私は看護師になった事で人生が変わりました
自分には無理だと思っていた看護師として働いている事が大きな自信となりましたし、
嫌でも患者さんやスタッフとコミュニケーションをとる事で少しは人との関わり方が上手になったと思います。
慣れるまでは本当にしんどかったですが得られるものも本当に多かったです。
1番良かった事は…
自分に自信が持てるようになった事。
ポンコツの私ができるのだからきっとあなたもできるはず!
看護師としてしっかりと働けるようになって、自分に自信が持てるようになるはずです!
もし、アダルトチルドレンだから看護師は無理と思っている方は一度考え直してみてくださいね。
自分を好きになる事で人生はもっと楽になるはずですよ。
たま子
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