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採血の時いつも患者さんに『痛いっ!』って言われちゃう…
どうすれば痛くない採血ができるようになるんだろう?
新人看護師
こんにちは!看護師歴10年目のたま子です。
現在は採血室のリーダー看護師をしており、流れ作業の様に1日中何十人もの採血を行なっています。
採血の時患者さんに痛がられると正直凹んでしまいますよね。
何が悪かったんだろう…?と1人で考えてもよく分からない。そしてまた次も痛がられて落ち込んでしまう…。
そんな毎日を繰り返している看護師さんのために、今回は
『痛くない採血の方法』
をわかりやすく解説していきますね!
コツをつかめば簡単!
あたなもきっと『痛くなかったよ!ありがとう』と言われるようになるはずです!
たま子
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採血で『痛い!』と言われてしまう原因
まずはあなたが採血で患者さんに『痛い!』と言われてしまう原因を考えてみました。
毎日採血室でみんなで並んで採血をしているのですが、私の隣にもいるんですよね…毎回『痛い!』と言われて『ごめんなさいっ!』と焦っている新人さん…。
そのいつも痛い採血をしちゃう新人看護師さんの特徴を考察していきます。
ゆっくりと針を刺している
まず、採血の時『痛い!』と言われてしまうあなたは…
針をゆっくりと刺してはいませんか?
針は穿刺して、皮膚と血管を突き抜ける間が一番痛いです。
ゆっくりと針を刺すと…
痛みを感じる時間が長くなるのでより痛がるのは明らか。
針を刺す瞬間はドキドキするので慎重になってしまう気持ちはよくわかります…。
でも穿刺がゆっくりになりすぎると痛みが強くなる可能性があるのである程度はさっと刺す事を心がけましょう。
たま子
穿刺してから血管を探る
毎日何十人も患者さんの採血をしていますが、前回は痛かったという患者さんは必ずこう言います。
『刺してから中でぐりぐり探るのだけはやめてよ〜。前それやられてすごく痛かったー。』
穿刺してから血管を探る
とかなり痛みを感じやすいようです。
『えー絶対この辺に血管あるはずなのにー!』『あとちょっと探ったら血管にヒットするかも…!』と1発で採血を成功させたい気持ちはわかりますが…
穿刺してからぐりぐりと針を動かすと患者さんの痛みの訴えが強くなります。
たま子
不安な表情で採血をしている
もしかして…あなたは
すごく不安な表情や態度で採血をしていませんか?
看護師が不安がると患者さんも『この看護師さん大丈夫?』と不安になります。
不安になるとあら不思議…
痛くない採血でも痛く感じる
ようになるのです。
精神的な問題ですが、この要素はとても大きいと感じます。
採血室で私の隣で刺している新人看護師さんも患者さんが少し痛そうなそぶりを見せると『あっ!今痛かったですかっ?大丈夫ですかっ?』と過剰に反応していますが、
その隣でいつも『過剰に反応しちゃうと患者さんもっと痛がっちゃうよー…』ともやもやしています(笑)
毎日何十人も採血をしていますが、『え〜…この血管刺さるかな…』と不安な様子を見せた時に患者さんが痛がる確率は本当に高いです。
たま子
痛くない採血のコツ
それでは今から具体的に『痛くない採血のコツ』をご紹介していきますね!
私は採血室のリーダー看護師として1日何十人もの採血を行なっていますが
『今日は痛くなかったー!よかったー!』と採血の後に患者さんから感謝されることも多いです。
きっとこれから書くことを実践するとあなたも痛くない採血ができる様になるはずですよ♪
太い針は避け『細い針』で穿刺する
当然ではありますが、やはり針が太いと痛みも強くなります。
患者さんが痛がりだと事前に分かっている場合は細い針を選択しましょう。
痛がりではなくても刺激に敏感な手背や皮膚の薄い前腕の内側(内側)は痛みを感じやすい場合が多いので細めの針(23〜25G)を使用するようにしています。
ただ細い針はその分時間がかかってしまうのが難しいところ。針を刺している間は多少なりとも痛みを感じるので早く採血を終わらせる事も重要ですからね…。
そう言う場合は『細い針を使いますからねー』とちょっと嘘をついて普通の針を使うのも効果的。
薬でも『プラセボ効果』がある様に『細い針を使うから痛くない』と思い込む事で痛みが軽減する事も多いです。
普通の針を使っていても、事前に細い針だと告げると『今日は針が細かったから痛くなかったよ〜!ありがとう!』と言ってもらえる事もあります。
たま子
『正中か外側』での採血がベスト!内側や手背はなるべく避ける
先ほども書いた様に手背や前腕の内側(内側)は痛みを感じやすいです。
手先に行くほど痛み刺激に敏感になりますし、内側は皮膚も薄く神経損傷のリスクもありますからね…
採血はなるべく正中か外側
でするようにしましょう。
まず正中・外側で血管を十分に探してみて血管があればその部分を穿刺する。もしそれでも血管がなければやむおえず手背や内側を穿刺するようにしましょう。
たま子
穿刺の際は角度に注意!なるべく皮膚と平行に
採血の際に角度をつけて穿刺すると患者さんが痛がる場合が多いです。
そのため、なるべく皮膚に平行に穿刺する様心がけましょう。
ポイントは…
刺すと言うより縫う感じで。
これめちゃめちゃ重要です。
しつけ糸を縫うイメージで血管に針を通しましょう。そうすると自然と痛みが少ない採血ができるようになるはずです。
ただ、皮下脂肪が厚い方や血管が深い方はある程度角度をつけないと血管にヒットしない場合があるのでその辺は臨機応変に穿刺しましょう。
たま子
皮膚の伸展をしっかりと行う
高齢の方で皮膚がぶよぶよとたるんでいる方っていますよね?
そんな方の採血をする時、しっかりと皮膚を伸展していないとかなり痛そうにされる場合があります。
穿刺から血管にヒットするまでにたるんだ皮膚が動いて痛みを感じやすくなるんです。
そのため…
しっかりと皮膚を伸展させてから穿刺すると痛みが少なくなります!
基準では穿刺する方とは反対の手の親指で皮膚を伸展する様に書いてありますよね。
▼採血針の皮膚の伸展(基本)
私は皮膚のたるみがある方の場合は2〜3本の指を使って皮膚を伸展させます。
色々なやり方がありますが…私はこんな感じで進展させる事が多いですね↓
▼採血針の皮膚の伸展(応用)
これは一例ではありますが…
採血する方とは反対の手の人差し指と親指で狙った血管周囲の皮膚を広げるように伸展させます。
更に穿刺する方の手の中指の中関節辺りを使って下側に皮膚を伸展させます。(親指と人差し指で羽を持ちますが、それ以外の手は空いてますよね?)
そうやって試行錯誤しながらベストな感じで穿刺できるように皮膚の伸展の方法を工夫しています。
進展のさせ方は血管の場所や皮膚のたるみ方によって変えてみてくださいね。
たま子
血管選びを入念に行い素早く刺す
先ほども書きましたが、ゆっくり穿刺するとその分痛みを感じる時間も長くなります。
そのため素早く穿刺するようにしましょう。
素早く穿刺するためには血管選びが重要です。
私は、血管探しの際にどの角度でどんな風に刺すかをイメージします。
血管を怒張させ血管に触れたり圧迫したりしながら『深さ』『硬さ』『細さ』をしっかりと確認してどんな風に刺せば血管にヒットするかを1度イメトレします。
あとはさっと刺すだけ
入念に血管選びを行えば刺すのに時間をかける必要はありません。
たま子
痛がる患者さんは最低量での採血を
痛がりの患者さんの場合は採血に時間をかけない事も重要なポイント。
針を穿刺する瞬間だけじゃなくて、採血中ずっと恐怖のあまり『痛い痛い〜!』って言い続ける方もいらっしゃいますからね…
なので痛がる患者さんの場合は
最低量で採血をしましょう!
生化学は5〜8ml必要と指示量が書いてある場合でも1〜3mlでも検査できる場合もあります。
またCBCも通常2ml必要ですが1mlくらいでも検査して頂けますし。
その他も実際の指示量より少ない量でも検査可能な場合があるため事前に臨床検査技師さんに最低量を確認するのも一つの手です。
たま子
採血に自信がなくても堂々と!
最後に痛くない採血をするために1番重要な事は…
もし自信がなくても堂々としていましょう!
看護師が不安で挙動不審になるため患者さんの不安も強くなって痛くない採血でも痛い気がしてくる…
このパターンが1番多いように感じます。
そのため『私血管細いんですよ〜』『痛くないようにしてくださいね』なんてプレッシャーをかけられた時も世間話だと思い平然としていましょう。
だって針を刺すんだから多少痛いのは当然、人間に失敗があるのも当然です。
たま子
痛くない採血のコツ(まとめ)
今回ご紹介した痛くない採血のコツは以下7つです↓
痛くない採血のコツ
- 『細い針』で穿刺する
- 『正中か外側』での採血がベスト
- 穿刺の際は角度に注意
- 皮膚の伸展をしっかりと行う
- 血管選びを入念に行い素早く刺す
- 痛がる患者さんは最低量での採血を
- 採血に自信がなくても堂々と!
上記のポイントに気をつければ…
あなたも痛くない採血ができるようになるはずです!
色々書きましたが、痛くない採血の1番のコツは自信を持って堂々と穿刺する事。
場数と経験を積み採血のレベルを少しづつアップしていきましょうね。
たま子
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