【看護師の夜勤 ２交替が楽！】体調不良がなくなりました！

こんにちは！看護師歴10年目のたま子（@kangoshi_tamako）です！

２交替と３交替、片方しか経験のない看護師さんは結局どっちが楽なのよくわからないですよね。

どちらの夜勤も経験した事がある私からすると…

２交替夜勤の方が断然体が楽でした。

一気にがっつり働く代わりにプライベートも充実できてメリットがいっぱいですよ。

今回の記事では２交替夜勤を経験した事がない方のために、２交替勤務の仕事の流れと楽と感じる理由をご紹介いたします。

２交替夜勤の方が体が楽になった！

私の病院は以前は３交替勤務が主流でしたが徐々に２交替勤務に移行しました。

今思うと３交替勤務の時は体調不良を感じる時が多かったです。

• なんとなくいつも体が重い
• 休みの日も疲れが抜けず家でぐったり
• 記録中も頭がぼんやりして
• 突然眠気に襲われる

３交替勤務の経験しかない時は『それが普通、しょうがない』と思っていましたがやっぱり普通ではなかったんですよね…だいぶ疲れていました。

２交替夜勤は労働時間が長く最初はきつかったですが、慣れるとそ２交替の方が断然楽でした。

看護師の２交替夜勤の流れ

２交替勤務をした事がない方のために、実際私が働いている病院の２交替夜勤の流れをご紹介しますね。

14:30　情報収集開始
実際の勤務時間は15:15〜ですが、夜勤は受け持ち患者さんの人数が多いので必ず30分以上前に来て情報収集します。

15:30　申し送り開始

16:00　病室のラウンド（バイタルサイン測定・状態観察・点滴など）
患者さんの夕食が始まる前に一度15分程度休憩をとります。でも、夕食前後はとっても忙しいので休憩できない事も多いです。

18:00 夕食（経管栄養・食事介助・インスリン投与などの看護処置）

18:30 食後薬の配薬

20:00 病室のラウンド（バイタルサイン測定・状態観察・点滴など）

21:00 消灯
消灯後から0時までに1時間ほど休憩をとり、その際に夕食をとります。

消灯後〜１時間毎に病室のラウンド
点滴更新・記録・物品補充・翌日の輸液の準備など

★0:00〜5:00くらいまでの間に各自２時間の休憩

6:00 起床・病室ラウンド（バイタルサイン測定・状態観察・点滴など）

8:00 朝食（経管栄養・食事介助・インスリン投与などの看護処置）

8:45 勤務終了

仕事内容は３交替勤務と全く変わりません。

２交替勤務と３交代勤務の違い

２交替と３交替の勤務パターンの違いをまとめてみました。

３交替の場合は１日の勤務が日勤と準夜勤と深夜勤、３種類の勤務に分かれています。

• 日勤：8時〜16時45分
• 準夜勤：15時15分〜0時0分
• 深夜勤：0時0分〜8時45分

２交替の場合は１日の勤務が日勤と夜勤、２種類に分かれています。

• 日勤：8時〜16時45分の8時間45分勤務
  
• 夜勤：15時15分〜8時45分の17時間30分

３交替の夜勤の勤務時間は準夜・深夜それぞれ「８時間４５分」ですが、２交替夜勤の勤務時間は「17時間30分」となっており、３交替勤務の倍の時間働く事となります。

３交替夜勤と比べて２交替夜勤は２倍の勤務時間です！

勤務時間が長いのは確かにしんどいですが…

２交替夜勤が楽な理由

日勤後の深夜入りがない

２交替では「日勤後の深夜入り」がありません。

３交替をした時は「日勤後の深夜入り」の日はもうバタバタ！

『日勤が忙しくてもう帰ったら20時！そこからお風呂入って夕飯を食べてたらもう22時を過ぎてる！』

『また０時には病棟にいないといけないのに…仮眠する時間もないじゃん！』

日勤後の深夜入りの日は本当に体が辛かったです…。

３交替の場合、日勤が遅くなった日は深夜勤務が始まるまでに病院で仮眠をするという看護師もいるほどです。気が付くと24時間以上病院にいた…なんて事も。

通勤時間が削れる

２交替勤務は３交代勤務と比べて夜勤の通勤時間が半分になります。

例えば３交代勤務で通勤時間に１時間かかる看護師が月に８回夜勤（準夜か深夜）をした場合、１ヶ月の夜勤通勤時間は１×８＝８時間です。

しかし、２交替勤務では月８回の夜勤が半分の４回になるので、通勤時間も半分の４時間になります。

１年でいうと２交代の方が48時間通勤時間を削る事ができるのです。

生活のリズムが作りやすい

３交替の場合は日勤→深夜、深夜→準夜、準夜→準夜、深夜→深夜など不規則な生活のパターンがたくさんあって、生活のリズムが取りにくいです。

深夜→深夜とか夜勤が続いた後に急に日勤をすると体がとってもしんどくないですか？

私は体が夜使用に変わっていて、お昼モードに直すのに苦労しました…。

でも、２交替勤務なら勤務パターンは日勤か夜勤かの２パターンのみ。

勤務パターンが少ないので生活リズムも整えやすいです！

休みが長い

３交替の場合は夜勤が終わっても「休みだー！↑↑」とテンションの上がる感じはありませんでした。

なぜなら３交替は夜勤の後の休みが短いからです。連休でもついていない限り１日も経たないうちにまた病院に行かないといけなくなります。

その反面、２交替は夜勤終了後はいつも「やったー！」とテンションマックスです！

２交替では夜勤明けの日の後も必ず１日休みがつくのでゆっくり体を休める事ができます。

夜勤明けに１日休みを希望すれば実質３連休になるので…２交替では夜勤明けを利用して毎月の様に友達や当時付き合っていた今の旦那と旅行に行っていました。

２交替は働くときはがっつり働いて、休むときはしっかり休む！

２交替夜勤のデメリット

２交替夜勤はメリットが多いですが、その反面デメリットもあるのが事実です。

嫌いな先輩と長い時間を過ごす

日勤では５〜１０人ほどいる看護師も夜勤になったら２〜４人と一緒に仕事をするメンバーが少なくなります。

嫌いな看護師がいても夜勤では必然的に濃厚に関わらないといけません。

２交替夜勤は拘束時間長いので、嫌いな看護師と一緒な過ごす時間も長くなります。

嫌いな先輩と17時間以上も、濃厚接触するなんて地獄ですよね…。

休憩がとれないと体力的にキツイ

日本看護協会は「16時間夜勤等の長時間勤務の場合、2～3時間の休憩時間の付与が望まれる。」と示してはいますが、2交替夜勤でどれだけの休憩時間を儲けるか法律による規定はありません。

２交替夜勤の休憩時間は病院によって様々で、私の病院の場合は準夜帯に１時間、深夜帯に２時間、計３時間休憩する決まりでした。

でも、夜勤中は忙しく２時間いっぱい休憩を取れる事は稀です…。 

２交替夜勤の方が体調不良が少ない！

２交替夜勤は上記の様なデメリットもありますが、私としてはメリットの方が大きいです。

日勤深夜入りがない、通勤時間が削れる、生活のリズムが作りやすい、休みが多い２交替は３交替夜勤と比べて楽なので…

体調不良が少なくなりました！

医労連の看護師に対して健康の自覚症状の調査結果を見ても、すべての項目において３交替よりも２交替の方が体の不調を訴える看護師が少ない事がわかります。

体調不良が続く看護師さんは２交替勤務に変更してみるといいかもしれませんね。

看護師転職サイトを使えば簡単に２交替夜勤の病院を見つける事ができます。

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私は夜勤自体が嫌だったので夜勤なしのパート看護師に転職しました。

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まとめ

「３交替勤務は生活が不規則できつい…」「日勤後の深夜入りが本当にしんどい…」

３交替勤務にが合わないと感じている看護師さんは一度２交替勤務を試してみるといいかもしれません。

２交替勤務は３交替勤務にはないメリットがたくさんあります。

私の場合、２交替夜勤の方がだいぶ体が楽になりましたよ。

自分に合わない勤務形態で無理して働くと、体調も崩れてくるし精神的にもヘトヘトになってしまいます。

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました！

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